Prometheum が SEC の承認を取得した経緯
証券取引委員会(SEC)を担当する米国立法委員会の共和党は、プロメシューム社に仮想通貨ブローカーディーラーとして与えられた異例の承認を受けたとされる件について、ゲーリー・ゲンスラーSEC委員長に説明を求めた。
この措置は、無名の企業であるプロメシュームがどのようにしてSEC登録を取得できたのかについて疑問を提起する書簡に署名したパトリック・マクヘンリー委員長(RN.C.)を含む下院金融サービス委員会の委員23名が表明した懸念に応えたものである。デジタル資産の特別目的ブローカーディーラーとして。プロメシュームの承認に至った選定プロセスとこの選定のタイミングは、議員らにとって特に興味深い。
この書簡はまた、この認可のタイミングが、デジタル資産のセキュリティ保管のための法的枠組みがすでに整備されており、追加の法律は不要であることを示すための取り組みである可能性があるとの懸念も表明している。上院議員らはまた、SECを監督し証券規制の執行を担当する金融業界規制当局(FINRA)にも書簡を送った。
暗号通貨規制には追加の法律は必要ないというゲンスラーの立場の一例としてSECによってプロメシュームが昇格されたことは、この展開を考慮すると疑問視されている。この決定は、マクヘンリー委員会がデジタル資産に関する法案を下院に提出する準備を進めていた中で行われた。
プロメシュームは自社のアプローチを擁護し、自社の技術は連邦証券法に準拠しており、投資家の利益を守る準拠したデジタル資産証券市場の確立を目指していると述べた。
この状況は共和党と民主党のさまざまな議員の注目を集めており、リッチー・トーレス氏(ニューヨーク州)はSECの行動の調査を要請した。